本記事は以下のような方を対象に書かれています。
- 「ネットで稼げる職業について調べてたらITプログラマーにたどり着いた」
- 「IT業界には仕事があり余っていて、食うのに困らないと聞いた」
- 「ITでプログラマーとかカッコいいし、自分もやりたい」
この記事を見る人は「ITプログラマーとはなんぞや?」とまでいかなくても、「どんな仕事するのかサッパリ・・・」という人は多いと思います。
そんな方のために、以下のメリットがあるように本記事を用意しました。
- ITプログラマーの仕事内容が理解できる
- 本当にその道に進みたいのか再確認
- 就活を少しでも有利に進める
- 現場で恥をかかないように
順番に見ていきましょう。
ITプログラマーとは?
そもそもITプログラマーとは何でしょうか?
1番分かりやすい例でいうと、
- iPhone/Androidアプリを作る人
- YouTubeやFacebookやTwitterのようなサービスを作る人
- Amazonや楽天のようなショッピングサイトを作る人
のことを言います。
分かりやすくするために、誰もが知っている大規模なサービス名をあげましたが、もっと中・小規模なサービスを作る人も同じくITプログラマーです。
職業によって仕事で扱う道具はそれぞれ異なりますが、ITプログラマーは最低でも「パソコン」さえあれば、仕事ができてしまうのも1つの特徴です。
なので、「リモートワーク」「在宅ワーク」みたいなことが用意に出来てしまいます。
ITが提供できる価値
ITが提供できる価値は、
・何の業種の案件なのか?
・どんな形でサービスを提供するのか?
によって違います。
例えば業種によってだと、以下のようにサービスは様々です。
- 化粧品メーカーのオンラインショッピングサイト
- タクシー配車サービス
- 音楽のSNS&配信サービス
ちなみにタクシー配車サービスを作るにしても、配車アプリだけでなく、以下のようにアプリや運用管理ページを作る必要があります。
誰のため? | 用途 |
---|---|
お客様用アプリ | 配車予約する |
タクシードライバー用アプリ | 自分の1番近い位置の配車予約を検知する |
運営会社向け管理ページ | 配車予約やタクシードライバーの動きを監視する |
また、「どんな形でサービスを提供するのか?」によっても以下のような違いがあります。
- 「データ入力」「メール操作」などの手作業を自動化するサービス
- スーパーやコンビニで万引きを監視してくれる監視AIカメラを販売するサービス
- カメラで読み込んだ文字を解析してくれる仕組みを提供するサービス
商品を開発して提供したり、難しいプログラムを提供したり、サービスを提供する形は様々です。
ITプログラマーの仕事内容と流れ
ITプログラマーの仕事内容は、前述したサービスを開発する部分です。
基本的には、以下のような流れで開発します。
- 要件定義
- 設計
- 開発
- テスト
- サービスの公開
会社によっては、「要件定義」や「テスト」はプログラマーが行わない所もありますが、「何をやっているのか?」はある程度は理解しておくと良いと思います。
ITプログラマーの就活で聞かれること
就職活動で聞かれることは、
- 新卒なのか?
- 他業種からの転職なのか?
- 別のIT企業からの転職なのか?
によって異なります。
今回の記事は「初心者」や「未経験者」に向けて書いているので、上の2つのみを解説します。
新卒採用の場合
新卒に聞かれる内容は、
- なぜこの会社を選んだのか?
- 学生時代に打ち込んだ事
- 自分の長所・短所
などで、主に志望動機と人間性についてを見極めるための質問をされます。
基本的に新卒の時点で「スキル」は重視はしません(というより、即戦力として期待はしていません)
スキルは高いけど、コミュニケーションが取りにくい新卒は逆に採用を貰いづらいです。
- 一緒に仕事がしたいと思えるか?
- 真面目そうか?すぐに辞めたりしないか?
- 人の話をちゃんと聞いていそうか?
新卒の正社員は、育成するためにかかる費用が多くかかるので「すぐに辞めない」ように、人格を見極めようとします。
大学や専門学校でプログラミングを専攻した学生の場合は、「学生時代に作ったもの」を見られるケースもありますが、新卒の作品はあまり見ないケースが多いです。
他業種からITへ転職
他業種からIT企業への転職の場合に聞かれることは、
- 会社に入社できたら何がしたいか?
- 同じIT企業の中から、なぜこの会社を選んだか?
- 最初はテスト要因としての仕事になるけど良いか?
- 今までの仕事での経験を教えてほしい
みたいなところです。
これらの質問って答えられますか?
実はITプログラマーでない初心者や未経験者が答えるには、なかなか難しい質問なのです。
例えばですが、「会社に入社できたら何がしたいか?」ってどう答えますか?
これって「ITプログラマー」っていう職種がどのような仕事をするのか理解できてないと答えられなくないです?
でも、ここまで「ITが提供する価値」や「ITプログラマーの仕事内容と流れ」について見てきた方なら、ある程度答えられるわけです。
それを踏まえて、ここまで読み飛ばしてしまった人は戻って、読み返してみてください。
ITプログラマーの現場で使われる言葉
余談ですが、本記事では「プログラマー」という言い回しをしていますが、現場では「ITエンジニア」「エンジニア」と言われ方の方が多いと思うので覚えておくと良いでしょう。
というように、現場では様々な呼び方をし、生活する中では聞かない用語を飛び交わします。
そんな中で仕事をしていくのに、初心者や未経験者は特に混乱しやすいのです。
- 現場での会話がイメージしやすくなる
- 仕事に関する会話のストレスが減る
- ミーティング中の居眠りが減る
- 仕事の会話に自信を持って発言できる
といった利点があるので、ある程度は用語を覚えていった方が良いでしょう。
現場で使われる用語に関しては、こちらにまとめてあるので「ブックマークに登録」して、反復で読み返すと覚えも早くなると思います。